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観光スポット:昭和池

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現在は新家の奥にある青少年の森の一部になっています。
 現存するこの池は、昭和30年10月に完成したものです。
 昭和19年に第二次食糧増産緊急土地改良事業が発足しましたが、これに基づく灌漑用溜池を新設しようということになり、当時の新家村長が願い出て実現しました。約八千坪あり高野・野口水利組合の多年の用水不足が救われることになりました。(竣工:昭和20年3月)
 しかし、昭和28年に発生した未曾有の大水害でこの池が決壊し、新家村の家屋浸水が発生し、多大の被害をもたらしました。
 翌昭和29年に災害復旧工事が起工し、昭和30年10月、最新式の鉄筋コンクリート溜池が竣工しました。 総工費4830万9千円であったと地域の文書に記録があります。

 泉南市教育委員会は、昭和50年に「健全な青少年の育成を図る」目的で自然に親しみ、たくましい体づくりと規律ある生活経験を実践する場として『青少年の森』を開設しました。毎年夏の7月と8月の2ヶ月のみ開設しています。
 施設内には、 野鳥観察施設・大屋根教室・林間学習広場・森林学習歩道などが整備されていて、水と森の学園です。

JR阪和線 新家駅から南に徒歩45分


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