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観光スポット:砂川奇勝

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 砂川公園団地の一角に残る大自然の遺物。和泉砂岩の風化した崩土が流出・堆積し、再び隆起してできたもので、元来海底にあったために柔らかく、雨水などの浸食を受けて削られ、変形して複雑な地形をなしていると、伝えられている。砂が流れる川のような様相から『砂川』の地名の由来がある。
 阪和線が開通した昭和5年ごろには、天王寺駅から阪和砂川駅まで急行で36分と言う早さを誇り、沿線随一の観光拠点だった。当時は砂川テント村や砂川児童公園があり、大変賑わっていた。
 白い砂岩と松の緑が美しく、大阪市内からも訪れる泉州随一の観光地だったが、戦時色が強まると遊園地は国策に合わないという理由で閉鎖に追い込まれた。
 昭和40年代になると宅地開発が進み、サラリーマンが住むベッドタウンに姿を変えて、現在にいたっている。

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