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観光スポット:信達神社


 金熊寺は役の行者によって白鳳10年(682)に建てられ、和泉における山岳仏教の拠点のひとつだった。金峯・熊野の両霊神を勧請したので金熊寺と名付けられた。金熊寺権現は、天正年間の秀吉の根来征伐で兵火に罹ったが正保3年頃(1646)、矢野家次の奔走で現在の社殿を再興した。
 明治の神仏分離政策により金熊寺と分離して信達神社が独立した。金熊寺は別に存在するが、ここの集落も金熊寺と言う。
 祭神は神武天皇で正保3年(1646)に建立されている。信達荘十三ヶ村の産土神で、毎年、神輿を樽井の浜に渡御し、国市場十二本松で座祀を行っていたが、戦後に行われていない。
 神武天皇(磐余彦命)・五瀬命らが漂着し、男水門(おのみなと)で休憩し、五瀬命(いつせのみこと)が矢傷を洗った場所として樽井の浜は知られる。
 
 ナギは熊野の神木として知られるが、信達神社のナギは、幹周り2.5m、樹高19.5mの巨木で、平成15年に大阪府天然記念物に指定された。
 ナギの葉は平行脈が強く、引っ張っても切れにくいので夫婦和合のお守りでもある。


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