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観光スポット:林昌寺(つつじ山)

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天平年間に行基(668−749、堺生まれの伝道僧)によって開創された名刹で、三院六坊を擁する大寺院だったと言う。威容を誇っていた大伽藍も、天正年間に兵火を被り灰塵となった。現在の諸堂は江戸時代に建立したものである。

 京都仁和寺を総本山とする真言宗御室派に属し、泉州の弘法大師信仰の中心として知られている。別称・岡大師という。樽井から大師道ができており、当時の信仰の深さが偲ばれる。

 昔、堀河天皇(平安後期)が行幸のおり、山つつじが見事だったので、躑躅山と命名され、それ以来呼ばれるようになった。山の斜面を大胆に利用した見事な景観に庭園設計したのは、庭園美学の権威・重森三玲氏である。昭和36年(1961)に完成した。

 庭園を登る途中に仏足石を見ることができる。釈迦の両足の大きな足型である。全国で百余りある仏足石のひとつだ。

林昌寺山頂の愛宕権現社境内で行われる紫燈大護摩供と火渡り神事。
護摩木はお坊さんの手で次々と護摩壇の中に投げ入れられる。山伏に続いて一般参会者が裸足で炭の上を歩き所願成就を祈願する。

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