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観光スポット:男神社


天神ノ森にあった社であったが、貞観元年(859)に現在地に遷宮した。
 五瀬命が戦いに敗れ、矢傷を負っていた。その手当てのために男里川河口に上陸したと伝わる。傷を負って死を待つ悔しさで雄叫びを上げたといわれ、ここを『おたけびの宮』ともいう。

 境内は5000坪あり、大阪府みどりの百選に指定されていて、府最大といわれる「むくろじの木」がある。また社の前の楠の大木は、根がひとつで幹が2本になっていて、その間をくぐると良いことがあるといわれる。
 1月15日には農作物の出来を占う神事、『粥占い』(御管式)があり、10月には祭礼『神輿渡御』があり、山車や稚児とともに天神ノ森の浜宮までお渡りする。
 6月には姫ホタルが境内を舞うので、ホタルの名所でもある。

孔舎衙(くさか)の戦い:
 磐余彦命(いわれひこのみこと;後の神武天皇)と五瀬命(いつせのみこと)が生駒から大和に入ろうとして、長髄彦(ながすねひこ)の抵抗にあい五瀬命が負傷した。進路を変え南海上を南下したが傷の痛みに耐えかねて男里川河口に上陸したのだった。

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