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観光スポット:一岡神社


 この神社は昔、正一位の神階を賜って80町歩の寄進を受けており、日根郡内で唯一の大社だったという。1330坪あったと言われ、海会寺の鎮守であった。
 6世紀の半ばに悪疫が流行したときに、神の力が顕著に現われたことから、疫病除け祈願の神となった。この時以来、分霊を祀って毎年夏に京都まで渡御していた。
 33代推古天皇の代(西暦593−628)に、聖徳太子はこの地に七堂伽藍を建立し海会寺と称していた。このとき、当社を海営宮(かいご)と改めている。
 天正5年(1577)に信長の紀州・根来攻めで焼き討ちにあうが、すぐに社殿を新築し、神輿も新しく作り再建された。
 俗に祇園さんと言い、明治末期ごろまでは、夏の縁日には近村から多くの参詣者が集まり、屋台もならび、大変賑わっていたとの記録がある。
 祭神はスサノオノミコトが主神、相殿に稲田姫命、八王子命を祀る。また、本殿の左となりに厩戸王子を合祀している。


一岡神社へのアクセスは、ここをクリックして地図をご覧ください。

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