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観光スポット:笠山の白山神社


古くは秀麗な笠山の姿をみて、千代見山、白笠山などと呼ばれた。伝承では役行者・役小角(えんのおづぬ:平安前期の修験者)が開いたと伝わる。その後、根来寺の覚鑁(かくばん)上人(平安末期)が再興したといわれている。
 根来寺の本坊直轄地(山内ヶ所のひとつ)だった当時は新家村の『ヤワラ組』23軒が管理していた。山頂には白山神社が鎮座している。

 昭和の始めに、大修復が行われ、新家村の若者たちによって多くの石材を運び上げられた。その結果として出来上がった立派な宝殿がここにある。
 笠山は、新家地区のどこからでも見え、お碗型をしているのでわかりやすい。しかも、手軽に登れ、山の上に立つと、パノラマ状の景色は素晴らしい。泉州の村落、茅渟の海、淡路島や六甲の山々まで見える。平成6年(1994)に開港した関西空港も目の前に見える。

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