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観光スポット:極楽密寺


隆盛を極めた寺院だったが天正12年(1584)の秀吉らの根来襲撃にあって伽藍・坊舎は全て焼失したが、薬師如来が灰の中に残っていたので小堂に安置し、再興され現在にいたっている。
 天平2年(730)行基が薬師如来を安置して開基したと伝わる。民衆の薬師信仰の厚さにより、草庵から始めたが、やがて伽藍や坊舎を有する寺院に発展している。
 江戸期に入り、宝暦5年(1755)紀州徳川家の祈祷所となった。
 義民・小平次(戸立て祭の伝承)の墓、小板屋(馬場のボス狐の恩返し)大明神、湯切りの碑(辻井利左衛門の遺徳)などの民話をもとにした伝承が残されている。

泉南市馬場一丁目16−1にあり、樽井から連なる長山の南のはずれに近い丘の一角を占める。

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