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観光スポット:長慶寺

長慶寺


 参道の石段脇をはじめ全山にアジサイが植えてあり、アジサイ寺と呼ばれる。小高い丘の上に伽藍が建ち、伽藍配置も庭園も見応えがある。 秀吉の根来攻めで焼失した「海会宮(かいご)寺」のなかで、唯一焼け残った観音堂を移築し、当時の年号を逆にして長慶寺として創建したのが始まりである。

 江戸時代は岸和田城主の祈願所として、泉州の観音信仰の拠点として、観音縁日もあり賑わった。その後衰退したが昭和30年代に現在の住職が復興を手がけ現在に至っている。

 西国33ヶ所、阪東33ヶ所、秩父34ヶ所の各本尊石仏が中小数十の御堂に祀られている。また、南海沿線七福神の福禄寿、ボケよけ地蔵尊23番霊場などが祀られていて、年中参詣客が多い。
 また、本堂の天井絵の作者は和歌山の故 稲垣伯堂画伯で、迫力ある龍が描かれている。

 長慶寺は、仁和寺の末寺で真言宗古義派に属し、本尊は如意輪観音、行基の作である。


長慶寺を写真で綴ってみましたので、ここをクリックしてみてください。
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